カトリックの新年のミサの中では「あけましておめでとうございます」をいうことはありません。そんなこともあり、ラテン語ではなんというのか気になり、言語おたくのジェローム君に質問。とてもマニアな話をしてくれたのですが、長くなりそうでしたので、簡単な2つの言い方のみ紹介します。
ラテン語:Felix annus novus!/Felices Kalendae Ianuariae
なるほど…ラテン語のルーツをもつスペイン語を少し知っているお蔭で、意味が理解しやすいです。
去年の9月まで、私はラテン語ミサに毎週参加していました。しかし9月8日より伝統的ラテン語ミサが、フランシス教皇の命により、多くの場所で自由におこなわれなくなったこともあり、今年は少し家から離れた教会でラテン語ミサに参加させていただきました。
ラテン語ミサをしていた離れた場所の教会で、私たちの本来の教会を去ったとても熱心だった女性に会いました。彼女のような人が私たちの教区からいなくなっていくことは、本当に悲しいことです。もし、ベネディクト16世がくれたような、自由が、今もあれば、このような分裂は起きなかったのでは、と思わずにはいられません。
ラテン語ミサをするために許可を必要とするようになり、教会内での分裂が静かに進行し続けているように見えます。
2023年がめぐみにあふれた年となりますように。